コンポスト(生ごみたい肥)の使い方
肥料ほど強くはないけれど、そのまま使うと植物が枯れてしまうかもしれません。
使うときには注意が必要です。
段ボールコンポストの中に入れて作った堆肥は、
分解されていない生ごみが残っているかもしれません。
私の場合 卵の殻を入れてます。
卵の殻は、かなり分解が遅くて、いつまでも残ってしまいます。
これって、もしかして 良くない?
堆肥作りがまだ1年の初心者です。
試行錯誤しながら、コンポストをやってます。
堆肥を施すときに気をつけるポイントは、しっかり熟成していない(微生物による分解が十分ではない)生ごみ堆肥や厩肥を使わないこと。アンモニアガスが発生し、その匂いが虫などを引き寄せますし、作物の根を傷めてしまいます。匂いがなく、さらさらになっている完熟堆肥を使いましょう。
使わせていただきました。ありがとうございます。
植物を傷めないで、使えるように完全に熟成させてから、使いましょう。
- 箱の中で待つ方法
- 土に埋めて待つ方法
①段ボール箱の中で熟成させる場合
3カ月間続けてから、生ごみの投入をやめて、
10日間くらいは、2日に1回かきまぜる。
その後は1週間に1度位でも良い
3週間位続けて完成させる。
冬場は2カ月くらい
生ごみの形がなくなり、水を加えても温度が上昇しなければ、熟成が完了
途中 水分が足りなければ足します。水分がないと発酵は進みません。
そのあと1~2カ月すると水分が30%程度の完熟たい肥になる。
※ ※ ※ ※ ※
水を入れても温度が上がらない
生ゴミの形がなくなる
この2つが目安ですね
基材がこのようになるまで、たまにかき混ぜたり、水分補給すれば
きっちりとお手本通りしなくても大丈夫
生ごみを分解させるには水分とかき混ぜて酸素を入れることが必要です
最後まで熟成させるための2つ目の方法は、土の中に入れる方法です。
②土の中で完成させる方法
これは、お庭がないと無理? プランターやポリ容器でできそうです。
上の2つの方法で熟成させた、たい肥の使い方
完成した堆肥の使い方
10センチ程度の穴を掘り、1~2握り程度の堆肥を
根を避けて入れ土をかぶせる。
プランターの場合は2割程度の堆肥を入れて、1カ月程度熟成させた後、苗を植える。
分量は半々とか色々な説があります。
たい肥は各家庭で出る生ごみによって、成分がかなり違うので、素人考えですが徐々に増やすなどして、使ってみるしかないと思っています。
私は生垣にそのまま根本に撒いてしまったけれど、枯れていません。
生垣は30年物です。
植物を植える時は、堆肥だけで使わないで培養土と混ぜ
寝かせてから苗を植えた方が安心だと思います。
植え付けの1週間前に有機石灰を一握りいれて置く
完成たい肥だけで、植物を育てるのはやめておいたほうがよい
熟成したものでも、堆肥だけを植木鉢やプランターに入れて、草花の苗や野菜を植えるのは避けましょう。養分過多で、根や葉に影響が出る場合があります。
完成したたい肥を使う前に私がする事
「ふるい」を使って、まだ熟成していない卵の殻などを取り除いて使うことにしています。
なぜ「ふるい」にかけるようにしたか?
こんな事がありました。
昨年 たい肥を植物の上にかぶせて使いました。暖かくなって来ると、その植木鉢の土に小さな虫が寄ってきていました。
多分 分解しきれていない「堆肥」には、コバエが寄ってきてしまったのだと思いました。
それを避けるために、ふるいにかけて「堆肥」は使うことにしています。
原因は卵の殻?
これはまだわかりませんが、観察が必要です。
段ボールコンポストを作る期間はどのくらい? コンポストの取り替え時は?
段ボールコンポストの基材の取り換え時期
もみ殻くんたんとピートモスの基材は、だんだんと処理能力がおちてくる?
コンポストの基材が下のように変化してきたら交換
基材の量が増えてきて、かき混ぜにくくなる。(べたつき 塊りが出てくる)
私は3回目のダンボールですが、屋外と両方で作って居るので、半年になります。
2回目までは3カ月で完成させています。3回目は半年ですが、かき混ぜにくくなってきています。分解が遅くなっているようです。
長い期間コンポストを使いたいけれど、分解が遅くなってきたと感じたら、この方法をためしてみてください。水分量も大切ですよ(にぎれるけれど、すぐに崩れるかたさ)
分解しなくなったら、米ぬかやカロリーの高い廃油を入れて見て下さい。
基材の状態で3カ月以上、生ごみを投入してもよいと思います。
たい肥として使うのでは無くて、生ごみを出したくないのであれば、箱が破れてこなければ続けても良いと思います。
目安と考えてください。
完成の話ではありませんが、コンポストを始めて家を空ける場合もあると思います。
留守にする場合は
留守のする場合は2~3日は問題ないです。
長期間家を空けるような場合には、ふたをして涼しい所に置く
私は最近 生ごみを小さく切っていれてません。かき混ぜも1週間やらない時もあります。季節にもよるとおもいますが、夏場をのぞけば大丈夫だと思っています。
再開する時は乾燥しているので、水分や米ぬかを加えてよく混ぜてから再開する。
コンポストうまくいってるか心配?
段ボール箱の中で微生物が活発に活動すると、コンポストの中の温度が上がります。
中に投入する生ごみによって、温度の上がり方に差がでます。
カロリーの高い物を入れてみる。例えば 米ぬか 廃油 甘い物
失敗?
気温の低い冬は分解が進みにくくなるが、コンポスト全体の量が増えていなければ
分解しているので心配はいらない。
コンポストの中の温度が上がらない
始めの3週間くらいは、コンポストの中の温度は上がりません。(とくに冬場など)
心配せずに続けてください。
気になる場合は、分解の早いカロリーの高い物を入れると、基材の温度があがります。
米ぬか 廃油
そして、意外と水分が足りないこともあります。
ビチャビチャではいけませんが、握れるけれど、触るとすぐに壊れてしまうくらいの水分量まで水を足してみてください。
米ぬかをお椀に2~3杯くらいと水をいれると、湯気が出てきますよ!
50度から60度になります。
湯気をぜひ体験してください。
米ぬかってすごいですよ! 無料でもらえる所をさがしてみてください。
完成したたい肥の効果は土壌改良です。
堆肥は肥料というよりも、土壌改良の効果が高いそうです。
POINT
完熟させて使わないと根を傷めてしまうので、くれぐれも注意してください。
堆肥は肥料の効果はゆっくりと効いてくるので、市販の肥料も使ってください。
完熟たい肥の肥料成分 効果
生ごみを原料にした完熟たい肥には肥料成分が豊富にふくまれている。
水はけ、通気性があり、病害虫に強い「土」になる。
特に土壌改良が目的です。肥料としてはゆっくりと効きます。
堆肥だけでは栄養不足になるので、液体肥料や化学肥料も使います。
コンポストをつくるのにオススメの物
★米ぬか
発酵を促進してくれる。コンポストの中の温度を上げることが出来る夏場は使いすぎに注意 大量に入れすぎると虫が寄ってくる 一つかみ程度にする。「夏場」
★刃先のとがった、スコップ
生ごみをかき混ぜるのに使います。先がとがっているとゴミをコンポストの中で小さく切るのに便利
★土のう袋
この袋に生ごみを入れて、堆肥を作ると混ぜやすい口を縛って、叩き付けてまぜたり、袋を振って混ぜると便利※カドタ式の場合はこの土のう袋を使い、堆肥のタネを作る時に使っている。
★えひめAI
生ごみの臭いを消してくれたり、発酵促進をしてくれる。
「えひめAiを使って植物を元気にしてくれる。」
まとめ
- 植物を植える前に、土と混ぜ合わせて寝かせてから使いましょう。
- 堆肥のみで、植物を植えると強すぎて枯れてしまうことがあります。
- そのまま、使わない方が良いです。
- 手間はかかりますが、ゴミの減量 土壌改良 肥料の役割 良い事の方が多いです。
- 頑張りすぎないで作りましょう
すべての生ゴミを堆肥にするとか、頑張り過ぎないで、
コンポストのゴミが消えていたら、次の生ゴミを入れるようにすれば、
負担にならないと思います。
夏場のコバエ対策としてもオススメします。
1人でもコンポストを始めてくれたら
とっても 嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございました。