生ごみのたい肥化のおすすめです。
堆肥のことを沢山書いて、コンポストを始める人を増やそうと たくらんでいます。
今の所 2人始めてくれました。
他にもしつこく堆肥のことを書いてます。
コンポストに虫が湧くから、嫌だ!と思っている人へ
今なら心配は無いと思います。(寒い時期)
虫がわきにくいからです。
コンポストをやって良かったと実感できるのは、コバエが台所に寄ってくる時期
コバエが寄ってくるという事は、卵を産み付けられる事もありますが、早めに対処すれば怖がらなくても、だいしょうぶです。
今から台所コンポストを始めて、コバエの時期までコンポストやってみませんか?
もちろん、屋外でやるほうがカンタンです。
やり方は色々あります。
沢山の人がコンポストのこと書いています。
自分に合う方法で一度試してみてください。
生ごみが土に消えていく楽しみが実感できると思います。
段ボールコンポスト
段ボールコンポストをやり始めて3カ月頃から、段ボールに穴が空いてきてしまった。
屋外で作ってた時もやはり、段ボール箱は穴があいてしまったけれど、
屋内(台所)でもやはり、湿気のために段ボールは穴が空いてしまうのですね
50℃から60℃になる時もあり、湯気が出ている時もあります。
コンポストは、段ボール箱は最適なのですが、段ボール箱の底に工夫が必要です。
底を二重 三重にしましょう。
最近は箱の2個重ねて作ります。
土のう袋
土のう袋と段ボール箱を使ってみたらどうだろう?
段ボールコンポストの湿気対策として、土のう袋に基材をいれてみました。
土のう袋ごと、天日干しをすることで段ボール箱を長持ちさせる
結果
土のう袋が小さかったのか、かき混ぜるのに苦労した。
混ぜるときにシャベルが当たって、袋が破けそうになる。
大きめの土のう袋で解決できる?
私の使っている土のう袋は 48×62ch
大体このサイズが売られています。
大きめはホームセンターでは見かけません。
楽天なら大きい土のう袋がありました。
土のう袋は、天日干しに便利です。
土のう袋に基材を入れて熱湯でやっつける。
そのままお日様で乾かす。
私は今の所、台所でのコンポストは虫は湧いていません。
コンポストの周りにコバエがいるようなら、米ぬかを入れて温度を上げて予防
又は外に出して、太陽熱で虫の予防をしています。
その天日干しに土のう袋なら、虫も入らないので安心です。
土のう袋は他の使い方もしています。
ぼかしと言って土と米ぬかを混ぜて作る発酵促進させる物ですが、
これも土のう袋に入れて作ります。
もみ殻たい肥も土のう袋でつくり、コバエの発生を防ぎました。
土のう袋とは
袋の中に土や砂を詰めこむ袋 建築現場などで使われる土木資材
土砂の浸食を防ぐために使われたり、川の氾濫をせき止めたりするのに使われる。
★素材はポリエチレンが主流
★麻製の土のう袋はレトロな質感でおしゃれ プランター代わりにも使える。
★家庭用の水害に便利などのう袋
災害用に水で膨らむ土のう袋がある
水で膨らむ土のう袋もある
給水ポリマー使用で水につけて置くと膨らむ
使用後は天日干しで、元のサイズにもどる物もあるそうです。
土のう袋を使う堆肥作りがあります。
カドタ式コンポスト
タネを作って生ごみを混ぜ熟成させてから土の中に埋めて完全熟成させるのがカドタ式
カドタ式も土のう袋を使って作るのでエコで手軽!
★自分の庭や地域の土を使って、堆肥のタネを作る
★作ったタネは保存でき、使いたい時に利用できる。
★一度に沢山作って保存すると良い
★庭でもベランダでも作れる。
★容器に入れてもできる。
プランター:植木鉢:ビニール袋
門田幸代さん(もんでんゆきよ)さん著
土のう袋の堆肥つくりを参考にさせていただきました。
生ゴミ堆肥のタネを作る。
カドタ式はタネを作り、土のう袋を使って作るたい肥の作りかたです。
種とは 「ぼかし」のことです。
私は同量で作ってみました。
米ぬかが多い方が発酵が進みやすいと思います。
水分は堆肥作りの水分量60%だと思います。
握って、触るとすぐに崩れるような感じ
どんな時もこの水分量が大切だと思います。
1 タネの作り方
バケツなどに米ぬかと土を混ぜ合わせて、
握れる位の硬さに水を加える。
水分量は握るとかたまり、指で押すと簡単に崩れるくらい。
土のう袋に混ぜて材料をいれる
土のう袋の口は結ばないで、中身いっぱいのところでねじる。
口を下にして下から空気が入るように置く。
ポイント
地面にじかにおかないで、レンガなどを両端に置いて隙間を作る。
ここで大切なのは、発酵には酸素が必要であること
そのために、地面にじかに置かないこと
コンポストでもそうですが、じか置きは堆肥作りではしないようです。
2 タネの発酵と保存
触ると温かく感じられようになったら、そろそろ出来上がりです。
白いカビが発生していたら完成
タネは良く乾燥させて保存する。
ここから、生ごみをたい肥にする説明です。
生ごみはそのまま使っても良いが、なるべく乾燥させた方が良い。
タネ1~2つかみと1日分の生ごみを土のう袋に入れる。
土のう袋の口をねじって、地面にたたきつけて、中身を混ぜる。
雨のかからない場所に置き、
袋に6分目くらいになるまで、生ごみを入れ続ける。
袋が温かくなり、発酵の臭いがしたら土の中に埋めて、熟成させる。
日数が経つと埋めた生ごみが、真っ黒でふかふかの完全堆肥に変わっている。
生ごみとタネを混ぜたもの(土のう袋)は、地面にじかに置かないで
レンガなどの上に置いて空気を入れましょう。
この乾燥させる事が意外と大変です。
ムシが寄って来てしまいそうです。
私は乾燥はさせずに水分の多い生ごみの時は、
タネを追加しながら水分に調節をしました。
米ぬかを入れても良いかもしれません。
夏場は入れすぎには注意しないと、虫が寄ってきます。
土のう袋で熟成堆肥を作った後に完全堆肥熟成させる方法
★地面の中に埋める
★大きめの植木鉢やプランターで作る場合
植木鉢やプランターに6センチほどの土をいれる。
上の方法で作った熟成生ごみたい肥を入れる。
その上に又土をかぶせて、よく押さえて置く。
表面が乾燥してきたら、水をかける。かけすぎない事 湿り気を与える位。
ビチャビリャは虫が湧きます。
1~2カ月 生ごみが黒くなっていたら完成
★ビニール袋でつくる
しっかりとしたビニール袋を用意する。
底に小さな穴を数か所開けておく。
ビニール袋の底に土を10センチ位にいれて、熟成生ごみ堆肥を入れる。
上に土をかぶせて、押さえておく
表面が乾いたら、ほんの少しの水をかけて、熟成させる。
1~2カ月待って、完全熟成させる。
4 完全熟成
●容器を使って作る場合は底に土を敷く。10センチ位
●かぶせる土は、猫や鳥に荒らされないように、20センチ以上はかぶせる。
●途中に水をかける量は、ビチャビチャにしない事 水分が多いと虫が湧きます。
●水分量は60%が堆肥つくりにはベストです。
気温が上がらない季節の堆肥の作り方
段ボール箱や発泡スチロールの箱などを使って保温
夏場は生ごみを入れるたびに、地面に軽く叩きつけて良く混ざるようにします
叩き付けて生ごみの塊を作らない様にして、虫が湧くのを防ぐのが目的
冬場は発酵が遅いので、せっかく温まった中の空気を冷やさないよう、叩かない
カドタ式ではないけれどこんな作り方もあります。
★ レジ袋で作る作り方 ★
生ごみと熟成堆肥(米ぬかでも良い)をもむように混ぜ込み、
口を締めずにふんわりと畳み口を下にして、
段ボール箱に入れてひなたに置く。いくつ重ねても良い。
2週間経ったら定期的にビニール袋の中の生ごみを、もみ混むように混ぜ完成させる。
カドタ式の良い所
●庭のない人向き ベランダで容器はプランターでも植木鉢でも何でもできる。
●土のう袋で作るのでコンパクト(雨の当たらない場所ならどこでも良い)
●タネは保存出来て、使う時にまぜるだけ(生ごみの水分があるのでそのまま使う)
●材料費がかからない
庭のと米ぬかだけ 地元の微生物の入った土(無い場合は黒土)
カドタ式の難しいと思った事
生ごみを乾燥させてから入れるところ(なるべくなら)
確かに乾燥させた方が分解は早いのですが
これは虫が寄ってきそうで難しいと思った。
生ごみにタネを混ぜるだけなので、臭いが気になる
基材の中に埋め混んでしまうので、生ごみ特有の臭いは少ない。
生ごみを入れる時に、前に入れた生ごみを見るのでなんとなく気分が良くない
コンポストの場合は、基材で隠れてしまうので自分的には気にならない。
わたしは台所コンポスト
やっぱり、台所でコンポストが便利です。
それはすぐに、生ごみを処理できるところです。
排水溝に長めの筒のゴミ受けを使っています。
そこに小さなカスが溜まるのですが、
この濡れたゴミを水切りせずそのままコンポストにいれてしまいます。
排水溝の生ごみは細かくて、水っぽい
この排水溝のゴミの処理が面倒な作業ですが
毎回コンポストの中に入れてしまうので、
夏場は特にコバエが湧きにくと感じます。
台所コンポストはコバエ対策や台所の臭い対策になる
基材の費用がかかるのが難点です。
しかし、
もみ殻クンタンとピートモスは土壌改良に最適
それをたい肥化してあるのですから、最高の堆肥です。
最初の投資をケチらずにしましょう。
カドタ式を工夫して、台所コンポストに応用してみたいと思いました。
カドタ式は庭の無い人には、とてもおすすめです。
ベランダなら、雨にも当たらないし、すぐにごみ処理が出来てベストです。
堆肥作りに失敗と思ったら、土に埋めてしまいましょう。
20センチ位、鳥や猫などに見つからない様に、埋めて置きましょう。
時間が経てば堆肥になります。
夏は微生物の働きで発酵が早いので、コンポストはオススメします。
堆肥作りの良いところはゴミが減る事はもちろんですが、
土を健康にしてくれるそうです。
病気になりにくい土で、お花や野菜を作れるなんて最高ですね。
ご覧いただきありがとうございました。
この記事は半年前位の物を書き直ししています。